お話の続きです。
僕は法律の専門家ではないので、契約書面を見てもどう対応すれば良いのか分かりません。
そんなときに、たまたま通りがかった所で「消費生活センター」を目にしました。
子どもの頃、学校の社会の授業か何かで見たことがあったのを思い出しました。
調べてみると、消費生活センターは「悪質な契約トラブル」などの相談窓口と記載。
相談業務を行う行政機関で、相談は無料。
僕の事情と同じだと思い、今回の件を相談してみました。
消費生活センターに訪問
消費生活センターの看板を見かけた後にすぐに電話し、数時間後に相談の予約をして訪問しました。
相談員に事情を簡易に説明したあと、契約書を見てもらいました。
そこで
- クーリングオフ後の取消は、正当な理由が必要
- 正当な理由とは、強引な勧誘・密室などの環境、誤解を招くような説明など
- 消費生活センターが介入する場合、契約時の状況をまとめた経緯書が必要
ということが分かりました。
経緯書の記載内容は例えば、
いつ、どこで、どういう状況で話しかけられ、このように言われ、本人としては契約するつもりが無かった、無料と言われた
などをまとめたものです。
相談員の方から、経緯書について
- 難しく考えず、きれいな言葉でなくても良い(話し言葉、ひらがななど)
- その文章から、判断能力などが表現されることもある
堅苦しく考えず、ゆっくり思い出してまとめれば良いかと思います。
クーリングオフ等の契約取り消し期間
- wifi機器 クーリングオフの対象:8日以内
- 通信契約 電気通信事業法の「初期契約解除制度」:8日以内 ※
(※但し、利用した分のサービス料、契約解除までに行われた工事費用、事務手数料については支払う必要がある)
今回は8日間を過ぎていました。
また、後日分かることですが、契約日の次の日、業者は本人に内容確認の電話をしていました。
最悪なケース(通常の解約)での業者へ支払う費用
クーリングオフ期間が過ぎているので、通常の解約における費用についても確認してもらいました。
- wifi機器 本体代金:43,560円
- 通信契約 3年縛りの解約料:10,450円
昔の携帯電話やインターネット契約でよくある代金割引+年縛り。
・・・5万円オーバー、何としてもこれを払わずに済ませたい。
セールスマンが無料とか、安くなるとか言ったらしいが、実際にならないし、本人も理解していないのだから。
今後の対応
消費生活センターの相談員からは、
- センターが介入する場合、経緯書を作成する手間がかかるので、業者に直接連絡し交渉
- 経緯書を作成してセンターが介入
を提案されました。
僕は「1.業者に直接交渉」を試してみることにしました。
相手(業者)の今回の契約に対する感覚というか、考えについて聞いてみたい、どのような対応をされるのかなと。
また、今回の苦情の話をすれば、現地セールスマンの対応が変わるのではないか。
他の人にも、今回のような意図しない、不利益な契約をする人が居なくなれば良いなと。
いずれにしても経緯はまとめる必要があるなと思い、妹と契約時の状況について、より詳しく確認することにしました。
そこには、酷いなあと思う手口が・・・。
今回はここまで。話しの続きは↓↓↓
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